2022/10/27
新一年生入学おめでとう!どんぐり算数も『今』からスタートをおススメする、5つの理由。
新学期がスタートしました。
大きな校舎、いろんな保育園・幼稚園などから集まったたくさんのお友達、上級生の大きなお兄さん・お姉さん、それに新しい先生・・・
ワクワクとドキドキの新生活。
新1年生のお子さんとママ&パパ、ご入学おめでとうございます!
うちの子、先生のお話しちゃんと静かに座って聞けるかな?
お友達と仲良くやっていけるかな?
密に連絡を取ったり、先生と接する機会も多かった保育園・幼稚園時代に比べ、足を運ぶ機会も極端に少なくなる小学校は、ママにとってはまるでブラックボックス。
小学校で新たに始まる『お勉強』もその一つ。
どんぐりスタートを迷っているママへ。
始めるなら、『今』ですよ。
1.実は今が余裕がある時期?!
わかります!
ママも緊張状態にあるんですよね。
でもね、一番緊張しているのは子ども。
子どもと一緒の時だけは、ニッコリ・余裕のあるフリをする努力をしてみる。
二人で一緒になってアタフタしても、ますます不安が大きくなるだけです。
「お帰り~!!!ランドセル、頑張って背負って歩いてきたね!!」
って、
とびきりのママの笑顔で出迎えてあげる。
根ほり・葉ほり、学校のことは聞き出しません。
実は、入学前のもっともっとのんびりしていた年長さん時代に、どんぐり問題を習慣化してしまうのがベストなんです。
が、
過ぎてしまった時間はもうどうしようもありません。
小学校生活が始まってすぐは、授業でお勉強らしいお勉強はしません。
数週間かけて、クラスでの過ごし方、トイレの使い方、学校探検、給食の配膳の練習・・・とまずは学校生活に慣れることからスタートします。
宿題もなければ、もちろんテストもありません。
ちなみに、次男にとって初めての宿題はゴールデンウィーク明け、テストを持ち帰ったのは5月の中旬でした。
慌ただしいようで、実は大人が気持ちの切り替えさえすれば、余裕があるのはこの4月。
ホッと一息つける週末にでもどんぐり問題を取り入れてみませんか?
これがいい気分転換になるんですよ。
その時だけ慌ただしかった時間が止まる、といいますか・・・
下にちいさな妹ちゃんや弟くんがいるなら、ちょっとパパやじぃじやばぁば、もしくはママ友にどんぐり問題の間だけ見ていてもらいましょう。
ママと二人きり、ボク・ワタシだけのママを独り占めできる時間は、お子さんが精神的にぐーんと満たされる幸せな時間になります。
ママは兄弟を平等に扱っているつもりでも、子どもにとってはいつでもボク・ワタシが一番!を感じていたいもの。
ママもゆっくりとお子さんと向き合うことで、普段気づかなかったことがわかったり、いろんな話しが聞けちゃうチャンスになるかもしれませんよ。
2.低学年までに『お絵かき算数』を導入することが『楽しい!』のカギ
まだ本格的に学校のお勉強がスタートする前の子ども達には、私たちが勉強に対して抱きがちな、
学校のお勉強=つまらない・つらいもの
なんていう先入観がありません。
だからこそ、お絵かき算数こと、良質の算数文章問題、通称『どんぐり問題』を今からスタートすることをおススメします。
一週間に1-2問、ルールを守って取り組むだけ。
子どもは自由にのびのびと、大好きなお母さんが読んでくれるお話しを絵にしていくだけ。
もちろん、おいしいお茶とおやつも用意して、ママも一緒に高学年用の問題のお絵かき算数をします。
算数の文章問題だし、正解を出して欲しい!ついヒントを言っちゃいそう!!
っていうママは、
- 問題を解くんじゃなくて、お絵かきをじっくり味わうんだ~。
- 我が子が正解を出すなんてミラクルは起こらないっ。(と自分に思い込ませる)
- 取り組みのルールをいつも目のつくところに置いておく。
- 取り組み前に洗面所で笑顔の練習をしてから机につく。
など、ダメ出ししない!正解オーラ出さない!ための『覚悟』を工夫してみましょうね。
それに、
苦手意識を回避するはずが、ママが苦手意識を植え付けちゃってどうするのよ?!ってことにもなっちゃいますからね。(^-^;
3.算数が苦手・・・から『どーせ私できないし』の予防のために
苦手意識を持たせてしまうと、何が困るのか?
それは、学校のお勉強になると途端に
「無理。」
「わかんない。」
と、考えることを止めてしまうようになるから。
高学年になるとこの傾向は顕著になります。
本来は遊びも学校のお勉強も同じ力を使っています。
算数の文章問題を前にすると、それまでのキラキラ・イキイキとしていた目の光がスゥーーーーッと消えてしまうお子さんを何人も見てきました。
砂場遊びや、かくれんぼなどと同じように、
「やってみよう!」
「どんなかな??」
ではなく、まず苦手意識を取り除くことからのスタートって、考える楽しさを体験できるように(正しくは取り戻せるように)なるまでの道のりが、とっても長くなります。
すると、親の方が先に
「うちの子は学校のお勉強はダメだから、他でいいところを伸ばそう!」
とかって、諦めちゃうことが多いんです。
子ども達は義務教育である中学校までの授業内容は理解できる力は持っています。
(点数=理解ではありませんよ!)
理解できる力を持っているのに、それを発揮させてもらえないのは、ホントーにもったいないです。
4.学校でテスト至上主義の価値観が植え付けられる前に
単元毎にたくさんのテストが行われる学校では、テストの点数がその子の評価になってしまいがち。
先生も早くできることが「すごいね!」「偉いね!!」と褒めます。
そのうち点数がよくわからなかった子ども達も、
「ぼくんち、100点とったら○○買ってもらえるんだ~♪」
「うわー60点、サイアク~!!!」
など、テストの点数に左右されてしまうようなお友達の言葉がどうしても増えてきます。
ママがテストの点数に一喜一憂しない、スピードを自慢する子どもに関心を寄せない、できてもできなくても関係ない、わかっていることが大切・・・などブレない姿勢を貫けばまず大丈夫ですが、それでもお子さんによっては大きく影響を受けてきます。
どんぐり問題は正解は関係ありません。
お話しを聞いて(読んで)イメージして(視覚イメージ)それを絵図に表す練習を楽しくすることで、特に低学年では、
見えるとわかる
トレーニングをしているからです。
そこから少しずつ描いた絵図を描き直したりすることで
絵図を工夫する=考える
トレーニングを積んでいきます。
テストでの評価が入る前に、
間違えはお宝
考えることが楽しい
の体験をしっかりと積むことは、周りの声(評価)に振り回されない自分自身の判断基準(価値観)を作る、強固な土台となります。
テストの点数はその子の評価ではなく、自分の弱点を知るための材料でしかない、という本来のテストの活用の仕方も身に着けられます。
参考分からん帳
だからこそ、今の時期にどんぐりスタートを切って欲しいのです。
5.早くにどんぐり始めれば良かった・・・と後悔するママ、実は多いんです。
「新しい環境にまだ慣れないから。」
「お勉強は学校だけでまだいいかな・・・」
などなど、いろんな理由で取り組まないご家庭は多いです。
が、
例えば、1年生2学期の山場、一桁同士の繰り上がりのある足し算・繰り下がりのある引き算でつまずき、慌ててどんぐりを取り入れたけど、子どもはすでに
「私、バカだからわかんない。」
の状態に。
そこからスタートのご相談はとても多いです。
最初に書きましたが、気付いた時が始め時とはいえ、やっぱりマイナスからのスタートって、本当にもったいない。
(それに、早いスタートは親がラクなんですよね。ココだけの話し。)
やってみようかな?という方におススメの教材
ダウンロードのみの販売になりますが、
- The First Step(10,000円)※2017年4月現在
がおススメ。
- 年長(0mx)向け~小6(6mx)向け全700題のどんぐり問題&添削例
- 最初に選びたい学習方法上・下(2017年4月現在、期間限定で無料請求可)
- これだけ算数・計算編(6年間のすべての計算を1冊でマスター)
- 漢字読本小1・2・3・4・6(1年間に出てくる全ての漢字を1つの物語で学習可能にする読み物)
- 続・絶対学力(e-book)
詳しくはthe First Stepテキスト内容参照。
もちろん、どんぐり問題だけでいいわ、という方は問題集だけでも注文が可能です。
セット内容 | ダウンロード | 冊子 |
---|---|---|
Start_Set_A(0mx~3mxの400題) | 4,500円 | 6,000円 |
Start_Set_B(4mx~6mxの300題) | 3,000円 | |
良質の算数文章問題全700題 | 7,000円 | 10,000円 |
各学年100題(バラ売り) | 1,500円 | 2,000円 |
※すべて2017年4月現在。セットものは変更がよくありますので、ご注意ください。
どんぐり倶楽部の注文ページの商品AもしくはBの欄をご覧ください。
おうちにプリンターやパソコンがなくても、スマホからアクセスして、コンビニでプリントアウトすることも可能です。
参考コンビニでも OK!スマホ内の写真や文書ファイルをプリントする 3 つの方法
おわりに
さて、いかがでしたか?
まだ迷いがありますか??
迷っている間にも子どもはどんどん成長します。
どんぐり問題はルールさえ守れば、弊害はありません。
・・・って、このルールを守ることが難しかったりするんですけど(^-^;
できないこと、難しいことが諦める(止める)理由にはなりませんよね?
だって、お子さんに
「こんなことで諦めてどうするの!?」
なんて言ってませんか??
やってみて損はないと思いますよ。
様子を見て後になって後悔するか、たまたま心配するような事態にならないように神様にお祈りするか、どんぐり問題を日常に取り入れてみるか・・・?
ママ次第です。
こちらはすでに算数が苦手になってしまったお子さんをお持ちのママ向けのまとめ記事ですが、予防策を考えてみる、という視点で読んでいただくと、参考になる点があるかもしれません。
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