2022/10/27
「なんでわかんないの?」子育てストレスにさよなら。「わかる」を知って楽ちん子育て!
「わかんない!」よりも「難しーい!」「なんだろね~?!」をよく使う、どんぐり子育てサポーターのサイトーさん。です。
「計算はできるけど、算数の文章問題は全くわからないんです。」
「わかった?って、何回言ってもうちの子わかんないんです。」
・・・
ふむふむ。子育てあるある、ですね。
子どもとの毎日は根競べ。わかっていても、イライラしちゃう、と。
わかります、わかります。
さて、
そもそもこの
「わかる」
というのはどういうことか?を考えたことがありますか?
「わかる」とは言葉(記号)からイメージ再現できること
「わかる」をわかるように説明していくよ!
4歳と1年生の子どもがいます。
さてここで、「わかる」を体験する実験をしますよ。
「りんご」
をイメージしてください。
できましたか?
おいしそうなりんごですね!
では次は
「りんこ」
をイメージしてください。
・・・なかなか個性的な「りんこちゃん」ですね(笑)
さて、わかりましたか?
「りんこ」という言葉にこの「口を閉じて微笑んでいるお魚さん」というヒントが加わって、イメージが頭の中でできる(見える)ようになったから「わかった」んですね。
見える=わかる
なんです。
言葉はイメージを導くきっかけ
私達は言葉を使って記録したり、お互いにやりとり(コミュニケーション)をしているので、頭の中も言葉で考えている、と思いがちです。
言葉は視覚イメージを導くきっかけです。
例えば、誰かと会話しているときの頭の中の様子は、言葉をきっかけとしてぼんやりとした写真(視覚イメージ)が次々とパラパラ漫画のように引っ張り出されている感じ。
これをどんぐり理論では、
「言葉のトリガー理論」
と呼んでいます。
日本語でも相手が何を言っているのかさっぱりわからない時に
「話しが見えない」
と表現したり、英語でも
「I see.」
見える⇒わかる
という表現がありますね。
子どもの体験レベルに合わせて見えるように伝えてみよう
どうですか?
「見える」ように子どもに伝える。
子から親の場合も同じです。
例えば子どもが
「ママー!あれー!!!」
と枯れ葉を指さしたなら、「あぁ、枯れ葉ね。」にもう一言プラスして
「木枯らしにピューッと吹かれて、くるくる舞っているねぇ。」
など、豊かな言葉を添えてあげる。
おうちでも応用してみてくださいね。
この「見える」を使って文章問題も少しずつ絵にしていくと、お子さんがどこまでわかっていて、どこがわからないのか?も見えてきますよ。
言葉(知識)の詰め込みはちょっと待った!
おわりに
さて、気になるところで終わってしまいましたが、「わかる」については次回も続きます。
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