2017/06/19
プロフィール
はじめまして。
ママは楽らく・ニッコニコ、子どもはのびのび・賢くなる!
そんなどんぐり子育てを応援する、「どんぐり子育てサポーター」のサイトーさん。こと斎藤真紀子です。
運営者情報を少し
2015年現在、中学生・幼児の男の子二人の母やってます。他に夫・ワンコ一匹。
おとめ座のO型と言うと、大抵びっくりされますが、ホントです。
!!「どんぐり子育てサポーター」というネーミングは私が勝手に付けたもので、個人で活動しています。どんぐり倶楽部とは一切関係ありません。
ハンドルネームについて
幼稚園の役員ランチでお互いどう呼び合うか?という議題(笑)になり、「○○ちゃんね!」と話しが進む中「で、斎藤さんは?」と聞かれ
「え?あー、サイトーさんで。」
と答えたらしばしの沈黙の後、
「じゃぁサイトーさんだけじゃ寂しいから「。」を付けてあげる!」
と言ってくれたママ友に敬意を表して、「サイトーさん。」をHNにいただきました。
子どもの頃
どんぐり子育ては12歳までが大切なんですが、なかでも幼児期までの育てられ方はとっても重要。
この時期に得たものは一生の土台となります。
ちなみに私は三姉妹の長女で優等生タイプ・完璧主義者で結果がすべて。
親や先生をはじめとする周りの大人の影響から、見事「私はクールで何でもそつなくこなし、人に頼らないで生きていける。」なんていう、今思うととんでもなく傲慢でカワイクナイ少女(笑)に育っていました。
そのあたりを考慮しながら、お時間のある方は以下を読み進めていただければ、と思います。
修行のような長男の子育て
ところで、キャッチコピーの「ママは楽らく・ニッコニコ・・・」ですが、子どもの頃の「間違った価値観」を引きずったままですから、あったり前のことですが最初からそんな子育てではありませんでした。
色々乗り越えての「ママは楽らく・・・」なんです。
良いお母さんであるべき
妊娠中なら「良い妊婦」、出産したら「良いお母さん」になるべく、いろんなことをしましたし、させてきました。
でも、言うことを素直に聞いてくれる低学年まではそれでよかったのですが・・・
来た!ギャングエイジの9歳
どんどん口だけ達者になってくる長男。
産後うつから始まったPMS(月経前症候群)のイライラがひどい黄体期になると私の怒りもヒートアップ!
怒鳴りつけるだけでなく、時には手や足!(絶対マネしちゃだめですから!!)が出ることも。
私が一番嫌っていた、わけもわからないことで突然キレていた当時の母親とそっくりのことをやっている自分に自己嫌悪の日々。
「ダメなお母さん」と悲劇のヒロインモードで、ついでに突発性難聴や頭位性眩暈症(メマイ)も発症して、体調が少しでも崩れると気持ち悪くなって動けなくなる日々を送ります。
きっかけは長男の中学受験したい!宣言
4年生の冬に「中学受験をしたい」と言いだした長男。
まずは思考力養成が先でしょ!と、実は小1の時に出合っていたどんぐり倶楽部のホームページと本を読みなおし、当時の通信添削に申し込みます。
ちなみにどんぐり倶楽部との最初の出会いは「ただの難しめの文章問題を出しているところ」という理解しかなく、今思うと本当にもったいないことをしました(涙)。
そして、再開したどんぐり問題に取り組んだ長男の様子は?というと、
「わからん!」と言って泣く、鉛筆を折る
「もうやらん!!」とノートをビリビリに破り捨てる
末期状態です。
もちろん、当時学校の勉強には一切困っていませんでした。
あらかじめホームページ等で情報は仕入れていたので、この長男の姿は「私の子育ての結果である」ということは頭ではわかっていました。
ですが、添削のメールで
「勘違い子育ての結果です。」
と改めて他人の言葉で目の前に事実を突きつけられ、ようやく私の目が覚めました。
その後結果的に中学受験は止めてもらいました。
謝る。そして、怒らない・命令しない覚悟を決める
まず、親の私が変わらなければ、と腹を決めました。
すると、今までホルモンとメマイに振り回されていた日々が嘘のようになくなりました。(正確にはコントロールできるようになった。)
何もさせず・急かさず過ごし、私のこれまでの「勘違い子育て」を見なおすこと約1週間で長男は穏やかになり、私に甘えてくるようになったのです。
第一子ゆえ、我慢させないように育ててきたつもりが、全く子どものことを見ていなかった私。
これまでの自己満足の子育てが次から次へ観えてきて、情けない日々でした。
一歩進んでは振り出しへ戻る日々
私と長男は似ています。
感覚過敏、直感で動く、喜怒が激しい、コピー・スピードなどの反射系が大好き・空想大好き・・・
その生まれ持った特性をコントロールする術を知らないどころか、逆に伸ばした状態に育ててしまっていました。
また小4といえどもすでに幼いなりに自分の価値観というものを持っています。
この「間違った価値観」を崩し、一から築き上げることは大変でした。
私自身も他人の評価で生きてきて「自分がない」状態だったので、こちらも一から築き上げなければならず、同時進行は迷いの連続で楽しいよりも苦しいことの方が多かったです。
- つい結果を求めてしまう私の癖が抜けない
- 管理でがんじがらめの学校ストレスと感覚過敏ゆえの頭痛・不登校・・・
いろんな経験をして糸山先生のアドバイスもあり、なんとか乗り越えてきました。
そして今
長男は中学生になりました。
環境が変わるとこんなに変わるのか!というほど、学校からの圧力がなくなった彼は今、中学生活を満喫しています。
もちろん、勉強も。
小4から6年生まで取り組んだどんぐりノートを見返すと、すべての問題で当時のことを細かく思い出すことができます。
私の宝物です。
「結果じゃない、すべては過程。」
小4からのどんぐり育てなおしで、長男とどんぐりノートに改めて教えられたことでした。
どんぐり理論に出会わなかったら、
- 母と子の関係が、穏やかで賑やかで楽しい
- 人生の先輩という視点からアドバイスもするけれども、時に友達のよう
- 甘えてもらえる母親でもいさせてくれる
こんな関係は築けなかったと思います。
これは「たら」「れば」でしかないし、どんぐりを選択しなかった道はどうだったか?はわからないけれど、やっぱり今はどんぐりを選んだことに後悔はないです。
次男の場合はどうなの?
4歳ごろまであきらめきれずに(笑)余分なことをやらせてしまいました。
けれど修正は早ければ早い方が「親」がラクなのは二人の子育てを通して実感しました。
残念ながら、未だにさせてしまった余分なことの悪影響がどんぐり問題をすると顕著に現れます。
こちらはまだまだ現役の子育て奮闘中のママの一人。
あなたと一緒です。
次男には、いわゆる「無償の愛」を教えてもらいました。
あんなに子どもが嫌いで、長男の子育てで疲れ果て子どもは一人で十分!と思っていた私が
「子どもってかわいいなー。何人でも欲しいなー♪」
と激変(笑)したのは次男のおかげです。
かわいくって仕方ないです。
また私と長男が忘れてしまっていた「楽しむこと」「味わうこと」を現在進行形で教えてくれています。
このブログの目的
そんなこんなの自分の経験を含めて私の周りにいる方々にどんぐり倶楽部のお話しをしたり、ブログで交流をしてきました。
見えてきたのはどんぐり倶楽部の存在を知らない、または挫折するママの多さ。
そこでこのブログでは
- 子育てと教育のヒント満載のどんぐり倶楽部の魅力を伝える
- 通称ジャングルホームページとも言われる、とっつきにくいどんぐり倶楽部の歩き方を楽しくガイド
- どんぐりをやってみたい!やってみたけど上手くいかない!など、家庭でどんぐり子育てを頑張るママをサポート
- 志を同じくした、ご近所どんぐりママコミュニティー作り
を柱に発信していきます。
私の夢
教育が変わると日本が、世界が変わる。
子育てって、大変なのにお給料なんてもらえないどころか、だれにも認めてもらえないし、社会からも切り離されてしまっているようで、ハッキリ言って「貧乏くじ」だと思ってました。
でも今は違う。
「私は地球の未来を育てています。」
って言えます。
やっとわかった親の「責任」。
今はおうちで頑張るママのサポート中心に活動していきますが、いつか学校・地域の学習支援(貧困・外国籍の子ども等)に携われたら、と思っています。
最後に
中学生を持つ親の経験から
- ちょこっとだけあなたの前を進む先輩ママとして
けれど、
育児真っ最中のママの気持ちもわかる
- 幼児子育て中の現役ママの一人として
あなたのどんぐり子育てを応援したい。
だって、
うちだけ楽しんでるなんてもったいない!(笑)
最後まで読んでくれたあなたへ。
どんぐり子育ては「子どものため」だったはずが、いつの間にか「自分が自分の人生を楽しんで生きるために」になっていた・・・なんてこともあるかも、です。
大人にだって、どんぐり理論。
不思議な魅力いっぱい、それでいて現実的などんぐり倶楽部のホームページはこちら。
どんぐり??なんじゃそりゃ??という方は、
どんぐりママ&パパのためのコミュニティ