2017/02/175 Shares

計算や漢字が苦手な子どもから発せられるメッセージの裏に隠れているもの。

ngなこと。
子どもが、

「ボク、算数の計算カードのタイム早くなりたい!」

「ワタシ、いっぱい漢字かけるようになりたい!!」

と言ってきたら?

算数や漢字の書き取りに不安を抱えているママほど、よっしゃ!がんばろうね!と応援したくなるのが親心、というもの。

・・・

ママ、冷静になりましょう。

安易にお子さんの言葉に乗っかるのは、キケンです。

他人の評価に動かされている、ボクやりたい!

子どもはもちろんのこと、ママでさえも気づいていないこと。

それは、

  • 早くできることがすごい!
  • 遅い、間違っていることはダメなこと

と友達や先生が言ったこと、取った行動に影響を強く受けている、ということです。

先ほどのセリフに付け足してみましょう。

「(計算カードが遅いボクはダメな子だから、)ボク、算数の計算カードのタイム早くなりたい!」

この行動の元は、他人軸。

外の世界では、勉強以外にも影響を受けてきます。

友達がみんな持っているから、ゲーム買って!

みんなやってるから、うちもやらせてよ!

・・・

子どもからよく聞くセリフですね。

と、同時に「うちの子だけ・・・」とママの不安スイッチが入るきっかけでもあります。

ママまでブレないで

悩むママ

いやいや、子どもにだって意志がある!決める権利がある!とよく自然派育児の方がこの辺りに強く反応されるのですが・・・

12歳までの子どもの判断基準は未熟です。発達過程にあります。

その判断基準の元となる「考える力」をつけている途中なんです。

私は無理やりこちらの言うことを聞かせる、ということを言っているのではありません。

理不尽な親の振る舞いは、必ず遅かれ早かれ子どもからの反撃にあいます。

反抗期だったり、子ども自身が精神的を病むかもしれません。

すべて子どもに必要かとその判断をゆだねていいのですか?と聞きたいだけです。

我が子を応援??で育てているもの

「うちの子だけ遅いのはかわいそう。」

「あんなにやりたがっているし、自信になるかもしれない。」

・・・

ハッキリお伝えしましょう。

  • 自信にはなりません。

⇒たかだか小学生の計算です。世の中にはすごい人がたくさんいます。いちいちそういった人たちと比べ続けて、自分をジャッジする人生はシンドイですよ。大切なのは、自分の中で納得しているか、満足しているか、です。

  • 計算する、漢字を覚える(暗記)というただの処理が早いだけで、考えることを面倒に感じるようになる可能性の方が高いです。

⇒ひたすら覚える、パッパッと計算(処理)する方がラクだからです。考えたり、知らないことにワクワクする喜びを感じられなくなります。そうするとどうなるか?本能では人間ならではの喜びがプログラムされているから、欲求不満になります。何かしたいんだけどそれがわからない。自分探し、引きこもり、犯罪・・・よく聞くワードです。

こういう書き方、ホントはすごく嫌です。脅すようで(^-^;

どんぐりが受け入れられない~!っていう理由の一つが、こういうダークサイドをこれでもかっ!と挙げているところだし。

でもさ、事実なんだもん。

勘違いの自信、優越感、そして欲求不満、喪失感。

これ、私が体験してきたことそのもの。

ママのかける言葉、子どもにさせようとしていることが、我が子の何を育てることになるのか?

をよくよく考えてから、「応援する」という判断をしてほしい。

そこには、

うちの子だけ

普通はそうだから

もありません。

実は子どもにこんなママの価値観が伝わっている

「うちの子だけ遅いのはかわいそう。」

「漢字の書き取りがんばろう!」

これ、実は

遅いあんたはダメな子。

漢字書けないあんたはできないダメな子。

と伝えている、ってことです。

最初の子どもの言葉の裏の意味、

「(計算カードが遅いボクはダメな子だから、)ボク、算数の計算カードのタイム早くなりたい!」

これをそのまま認めてるんです。

それは本当に子どものため?

落ち込む

せっかく子どもが計算カードをやりたいって、やる気を見せたし・・・

子どもを応援しているつもりが、実はママ自身の我が子の勉強に対する不安を解消するためだった、というケースは多いです。

  • できない我が子の存在を認められない
  • せめて計算(漢字)ぐらいはできていて欲しい
  • 落ちこぼれさせたくない

etc

子どもがやりたいと言っているから、は便利な隠れ蓑なんです。

特に【勉強】ということになると、見えなくなることが多いです。

子どもに食べさせるもの、着るもの、受けさせる医療etc、ものすっごく気を遣っているのに、勉強だけは別。

そんなママ、多いです。

【勉強】という言葉に潜む魔物、恐るべし。

サイトーさん。ちはどうしてるの?

これまでエッラソーなこと書いてきましたが、散々応援♪とか言って、長男にはいらんことをさせてきました。

その最たるものが中学受験でしょうか。

  • 英検も受験させましたね。
  • 彼の特性はプログラミングにはまるわ!と、ロボット教室も行ってましたね。
  • 本が好きだからと、毎週山のように本を借りてきてましたね。

みんな最初は本人がやりたい!と言ったことです。

私、いちいち真面目にとりすぎじゃー!

と今ならそう自分にツッコミます。

ちょっと人と違うんだから、その違うところで差別化して、人と違って凄いだろ?で生きていけるような大人になるように育ててましたね。

あぁ、怖い・・・

次男も言ってきますよ。

「○○くん、本読み計算10秒だって!!」

いや、あの量を10秒でできるわけないから、そもそもガセネタなんですけど。

音声計算

(音声計算とも呼ばれています。足し算・引き算など色々バージョンがあります。もちろんタイムを測ります。)

それを聞いた母は、

「へーぇ。」

これで終りです。

「で、今日新しい靴、履いていったけど、足痛くならなかった??」

とか、フツーに別の話題にサラリと行きます。

長男も次男も数字に対する反応が速いですから、やらせればどんどん速くできるようになります。

ですが、私はそんな原始反応的な能力を伸ばす気はない、というか危険なので、(判断がすぐに行動に直結すること。溜めがない。)家ではそういう話題にならないように気をつけています。

大人が下手な下心出さなくとも、子どもはおもしろかったら、楽しかったら自らやります。頑張ります。

ママが関心を寄せず、知らんぷりしていても、本当に計算カード早くやりたい!と子どもが本気で思っていたら、自分でタイマーセットしてやりますよ。

おやつや遊びを誘っても、

「ボク、計算カードやりたいからいい。」

って言いますよ。

お子さん、そこまでやりたがっていますか?

おわりに

「ボク、算数の計算カードのタイム早くなりたい!」

この表面上の言葉だけにとらわれないでください。

子どもが置かれている状況、表情、口調etc含め、子どもの言葉の裏にあるものを推しはかってみてください。

【見る力】大切なのは見えないもの。必要なのは見えないものを見る力。 見えない何かが一つ変わるごとに、見えるもの全てが変わってしまう。

言葉の贈物より

取りあえず計算だけはできるように、漢字ぐらいは書けるように、と子どもの言葉に乗っかって応援する前に、することはたくさんあります。

その子育てと教育のコツはどんぐり倶楽部に。

はじめてさんには、記事も用意していますよ。