2016/11/292 Shares

NHKスペシャル「シリーズ キラーストレス第二回」から見るどんぐり式子育て。

どんぐりっこ

前回、「NHKスペシャル 「シリーズ キラーストレス第二回」をどんぐり理論で解説するよ!」は大人のためのどんぐり理論解説でした。

今回はどんぐり式子育てからの視点でお伝えしまーす。

キラーストレス対策は対症療法、どんぐり式子育ては予防教育

番組ではストレスとコーピングやマインドフルネスといった対策が、脳にどのような影響を及ぼしているのか?を画像など科学的なデータで明らかにしていました。

VTRに出演していた、教授の

「幼少期の強いストレスが将来にも影響する。」

この言葉を覚えていますか?

コーピングやマインドフルネス・・・

すでに病んでしまった大人への対症療法です。

どんぐり式の子育ては、ストレスが心身へ症状として出るのを防ぐといった後ろ向きな理由だけではなく、

子どもが生き生きと自分の人生を楽しみ、生き抜く力を身につける

どんぐり倶楽部が提唱する、どんぐり理論による子育ては、

効果の高い予防教育

です。

ストレスをじゃんじゃん与えていませんか?

命令するママ

ストレス・・・いろいろありますが、体への虐待だけではありません。

ママの命令口調、成果だけを求めてさせる習い事、徹底反復高速学習、体を動かさずに目からの大量な情報を刺激として脳に送り込むテレビやゲーム、理不尽な学校での管理・・・

「これぐらい大丈夫でしょ。」

と思っている間に子どもの大切な大切な脳が破壊されているとしたら??

これぐらいのストレスって、どれぐらい??

「少々のストレスぐらいかけてやらないと、弱い子になってしまうわ。」

そうですか?

目の前の子どもの表情・口調・行動・・・よく見てください。

静かに自分と子どもと回りを見つめる

です。

子どもの世界はお母さんとの家庭の中だけではありません。

幼稚園・保育園や学校で理不尽な思いを、友達や先生からいっぱい受けています。

悔しい、悲しい、辛い思い=ストレスを大人の想像以上に受けています。

子どもは感受性が高い

とよく言いますよね?

心の痛みも大人の何十倍もの強さで受けています。

これぐらいのストレス・・・うちの子の場合

疲れている小学生

漢字ドリル・計算ドリル・プリント・・・学校の宿題は当然やるもの。これぐらいサッサとできなくてどうするの?とやらせていました。

「やることを先にやらないからよ。」と、時にはリビングに子どもを一人残して親は弟と寝室へ・・・なんてことも。

学校に行きたくない、と朝起きてこない、泣き出す・・・そんな子どもに、学校は行くもの、やりたくないからやらない、なんてこの先そんなに甘くないと、行かせていました。

習い事も、やり抜く力がつくように、と辞めたがっていたものを続けさせていました。

大人になったらなんでも一人でできるように、と「これやった?あれやった?」と身の回りのことを口出してさせてきました。

これがフツーだと思っていました。

子どもから幼さがどんどん消え、反抗的になり、すぐ泣く・怒る、感情の起伏が激しくその部分は幼稚なまま。

なんかおかしい・・・

そう思ってもまさか自分を含めた環境が、その行動を引き起こす元=ストレスだとは思っていませんでした。

その「させていること」は本当に子どものためですか?

今「させていること」をすぐに見直しましょう。

だって、思考の臨界期である12歳までにベースができあがってしまうんですよ。

それを一生使い続けていかなくちゃならないんです。

人間の性成熟年齢(何才で子孫を残せるようになるのか)は12歳です。驚きに値しますが、1999年8月に英国イングランド北部のローザハムで12歳の少女が男の赤ちゃんを産んでいます。性成熟年齢にはもう一つ重要な意味があります。子孫を残せるということは進化の証である最も発達した(最終的に獲得した)適応能力部分にあたる機能の発達が終わる年齢だということです。人間で言うと「人間的な判断力を含む思考する機能・思考力」の発達(組み立て)が終わってしまう時期だということです。つまり、人間では12歳が機能的な思考力養成の臨界期だと言うことです。

思考の臨界期より引用

ここで再び

静かに自分と子どもと回りを見つめる

自分自身ができなくて苦労している、と思っていることをさせていませんか?

子どもがやりたがっている、楽しんでいるからを理由に、実はそれをやっていてくれたほうが自分が安心できる、と子どもを隠れ蓑にしていませんか?

他の家族や世間の目を気にしていませんか?

子どもが何かを「できる」ようになることが、自分自身の価値を高めると勘違いしていませんか?

もし、今までいろんなことを試してきたけれど、子どもの学習面・精神面で問題を抱えたままだとしたら、思い切って「させている」ことの全てをやめてみませんか?

これもコーピングの一つ、ですよ。

「させていること」を止めた、我が家の場合

笑顔の子ども

下の子の読み聞かせの時に、「ボクも」と私の空いているほうの膝にちょこんと座ってきました。

高学年になったら甘えてこないもの、と思い込んでいました。

家来でしかなかった年下の子に優しくなりました。もちろん、弟にも。

余裕ができるから、怒って泣いて破り捨てていたどんぐり問題にも、じっくり取り組むようになりました。

私が穏やかになるから、家の中全体の雰囲気が変わりました。

・・・

一番その変化に驚いていたのは、夫だったりして。(笑)

ストレス発散をしっかりしてあげる

発達途中にある子どもに、客観視・認知・コントロール・・・なんていう力を求めていませんか?

コーピングにマインドフルネス・・・番組のような行動は当然取れません。

「何回言ったらわかるの?ちゃんとよく考えてからしなさい!!」

なんて言っても無駄ですよ~。

子どもにストレスはあるもの、と思っておくこと

12歳までの子どもは大人と違うんです。

経験もなければ、人間らしい判断力も作りかけなんです。

親が「意識的に」ストレスを発散させてあげる必要があります。

そこで最後のキーワード

お祭り

の登場です。

>>ストレスが結構ありそうです。
●ストレスは必ずあるんです。そして、必ず蓄積するんです。だからストレス発散を計画的に生活の中に入れておくんです。祭りがそうですね。
※ストレス発散は計画的にすると楽しい非日常ですが、放って置いて爆発すると異常事態になります。ストレス発散計画は大人の重要な役目です。
※大人自身にも必要なことですよ。

「カタルシス」でも検索してみてください。

時々、

「うちの子、わけのわからないことで突然キレるんです~。」

と言うママに出会います。”(-“”-)”

キレるまで我慢してるんです。ちゃんとキレる理由があります。

「ストレスは溜まるもの」と意識して、キレる前にこまめにちゃんと発散させてあげるんです。

ストレス発散、我が家の場合

ストレス発散

エネルギーが少なくて、刺激にも弱いうちの子ども達。

学校だけでヘトヘトです。

帰宅したらゆっくりおやつを味わって、すぐに外遊び!

宿題?そんなものはマシーンにお任せ。

遊ぶ友達がいなければ、私と一緒に縄跳び・ボール遊び・ひたすら自転車をこぐのを見守るだけetc

口出ししない、管理されない自由な時間を確保しています。

一週間の終わりの夕食後には「今週もお疲れさまデザート」という名のスペシャルデザート。

・・・といっても、パンケーキにジャムと好きなアイスやトッピングを乗せるだけ、とかちょっとだけ普段と違うデザートを用意するだけなんだけど。

お兄ちゃん(もしくは弟)に内緒で外食。

こちょこちょごっこ、チューチューごっこ(私にチュー♡されないように逃げ回るゲームらしい・・・悲しい(T_T)

週末を利用して、キャンプ(たき火がストレス発散に効果的!)etc・・・

まだまだいろいろあります。

コーピングもマインドフルネスもぶっ飛ぶ、視考力を使えるように

視考力

読んで字のごとく、

目で考える力(視覚イメージの再現と操作)

誰もが持っている力です。

でも、ほとんどの人が使い方を知らないまま偶然使っていたり、使えないままにされてしまったり・・・

もうちょっと詳しく知りたいわ!という方は

読める→わかる→考える

■ヒラメキの構造+学力の基礎-1(文責:どんぐり倶楽部)

■ヒラメキの構造+学力の基礎-2(文責:どんぐり倶楽部)

読んでね。

この力がなければコーピングも何も使えないんです。使えてもとっても貧弱。

逆にじっくり・ゆっくり・丁寧に、遊び生活丸ごと味わいながら、視考力の使い方もマスターすれば、コーピングもマインドフルネスも特別に必要なものでも、努力して取り入れるものでもなく、フツーに

子どもが生き生きと自分の人生を楽しみ、生き抜く

ための手段となります。

大切な視考力を手に入れる方法

どんぐり問題

それはどんぐり倶楽部の良質の算数文章問題(通称どんぐり問題)・丁寧な親子の会話・お手伝いなどの日常生活での工夫・自然(人も含む)を相手にした外遊びでバッチリ手に入れることができます。

難しい?辛い?苦しい??

いえいえ、フツーの大人は「こりゃ無理でしょ。」と困難に思えるような壁も、環境さえ整えてあげれば、あっさりと楽しく乗り越えていきますよ。

環境を整える?という方はこちらを参考に。

その疑問に答えます。ゲーム・テレビ・読書・習い事・宿題制限・・・どんぐり式って極端な子育て・教育法じゃないんですか?

人間が本来持っている「視考力」を十二分に使って人生を生き抜く力を

どんぐり倶楽部の理想の子ども像を知っていますか?

●利発な子供に育てる(教育する)のは「どんぐり倶楽部」の理論を知っていれば、そう難しくはない。
一部の優れた幼児教室でも行われている。
極々、少数派だがあることはある。
…しかし、どんぐり倶楽部はそんな子供を育てようとは思っていない。
どんぐり倶楽部の理想の子供像は<幼く・賢く・逞しく>である。
策を弄して利発な子に育てようとすると、この<幼く>がなくなり、<逞しく>が影を潜める。だから、敢えて
しない。
<幼く・賢く・逞しく>を実現するには「豊かな教育」が必須なのだ。
これが どんぐり倶楽部 が生まれた理由である。
その子その子の最良の状態になれるように自動調整機能が働く様に仕組んである。それが「どんぐり倶楽部」の
「どんぐり理論」です。
<賢く>だけではもったいないんです。豊かな教育…家庭で簡単に出来ます。是非、読んでください。

幼く・賢く・逞しく

大人になってからコーピングだマインドフルネスだ、自分探しだ・・・と、このストレス回避に注ぐエネルギーがもったいない、と思うんです。

幼少期のストレスで脳が委縮した画像があったでしょ?

わかっていて子どもをスタートラインどころか、その後ろの方のマイナス地点に置く必要はない。

子ども達には、エネルギーをもっと豊かで楽しくてワクワクしたことへ回せるだけの才能がある。

視考力を身につけさせねば!と力が入っちゃったあなたへ

視考力を身に付けさせてやろう!

逞しく育ててやろう!

と力が入っちゃってるそこのあなた、大丈夫です。

静かに子どもを見てみてください。

彼らは最初から

幼く・賢く・逞しいんです。

親が、余計なことをさせなければいいんです。

おわりに

カッコいいこと書いていますが、

視考力を、小脳思考を、逞しさを、私が子どもに身につけさせてあげなければ!

と思っていたのは2年前の私。

ちゃんと環境が整えば、突然コロンとそれは降ってきます。

だから、子どもと自分を信じて大丈夫。

判断基準が自分の外にある人(今風に言えば、自分軸がない人かな。)には、どんぐり理論は衝撃的。

自分が「価値がある」と信じていた(信じていたかった)ものがどんどんなくなり、不安と恐怖とでブレまくります。

それでも、ゆっくり・ゆっくり子どもと一緒に判断基準を作っていけます。

私がそうでした。

それが待てない人はどんぐりをあきらめちゃう。

「させる」方がラクだから。

どんぐらー親の会では、どんぐり子育て中の仲間と交流できます。

仲間がいると心強いです。

ひょっとして、あなたのご近所にもどんぐらーがいるかもしれませんよ。

どんぐらー親の会へ。