2017/06/190 Shares

NHKスペシャル「シリーズ キラーストレス第二回」をどんぐり理論で解説するよ。

 

どんぐり犬

NHKスペシャル「シリーズ キラーストレス第2回 ストレスから脳を守れ~最新科学で迫る対処法~」

第一回目もありますが、

私は断然第2回!

自分や子どもの頭の中で起こっていることが具体的にわかっておもしろかった。

こういう番組や講演会などを見ると、ついつい、どんぐり倶楽部の中に出てくるあんな用語、こんな用語を関連付けちゃう癖が(^-^;

そうして、やっぱり無理・無駄がなく効果的なんだわ~、って思う。

というわけで、

今回はキラーストレス第2回放送の内容とどんぐり用語をつなげてみましたよ。

NHKスペシャル キラーストレス第2回放送内容をどんぐり用語でまとめてみたよ。

  • 人間は環境の動物である
  • あるのはただの現象にすぎない
  • 自分を静かに見つめる
  • 小脳思考
  • 満足回路・納得回路
  • 覚悟(潜在意識と意識)
  • 具体的に悩む
  • 工夫をする・楽しむ
  • 視覚イメージの操作
  • じっくり・ゆっくり・丁寧に、感じること・味わうこと・行動すること
  • 指導者養成講座PILOTでは、マインドフルネス(瞑想)の危険性にも言及
  • お祭り

え?全然わかんない??

では、番組の放送内容と合わせて見ていきましょうか。

ストレスと脳

脳 神経細胞

番組内では、副腎から出るストレスホルモンが海馬(記憶・感情をつかさどる)の神経細胞を減らす、など科学的なデータが出てきました。

どんぐり倶楽部のホームページ内にもすでに「気になる論文」としてアップされています。

人間は環境の動物である

サナギをつんつん突けば孵化しないか、奇形になります。

人間は環境に適応しながらこれまで生きてきました。

ストレスが与えられ続ければ、器質的に変化するのも納得。

マインドワンダリング(さまよう思考)

マインドワンダリングとは、目の前の現実についてではなく、過去や未来についての考えを巡らせてしまう状態で、日常的な認知の約50パーセントを占める、と言われています。

「マインドワンダリングが止まらなくなると落ちていく。」

と番組に出演されていた先生がおっしゃっていました。

ここで、名言・子育てと教育の実践例がギッチリ詰まった、過去ログからの引用です。

●問題は誰が何のために作ったモラルでありマナーなのかということ。障害者にとっては常識であるモラルやマナーを守っている健常者を何人御存知ですか?善悪の判断にも似ていますが、本来、善悪という区別は存在しません。人間の都合で事象の呼び名を種類分けをしているだけです。

子育てと学習相談2007.05

●相手を分析し、自分を見つめ直し、作戦を考え、実行してみる。これが全て。コレが大事。準備が大事なんです。結果がなにもしなかったことと同じになった 場合でも、全く違うことです。結果ってのは一つの現象にすぎないですからね。その現象に「成功」とか「失敗」という名前を付ける人もいますが。それは呼び 名が違う同じものを指しているだけですから、問題は捉え方になります。捉え方はいかに準備したかで変わってきます。ですから、準備が全てなんです。

BBS過去ログ~2201-2300 

私の好きな詩「言葉の贈り物」

【人生に意味はない】人生に意味はない
だから、自分の人生には自分で意味を付けていく
自分の人生なのだから

いろーんな現象に、「悔しい」「悲しい」「ダメな自分」etcとラベルを付けているのは自分なんです。

あるのはただの現象にすぎない

どんぐりを実践すると、毎回毎回

自分と子どもと回りを静かに見つめる

必要に駆られる(笑)ので、現象と感情を切り離すトレーニングもできちゃいます。

そうするとね、もったいないんですよ。

うだうだ思い悩んでいる時間が。

その代わり、具体的に悩むんです。

さて、番組を見ていると、マインドワンダリングは良くないの??という印象を受けますが、こんな記事も見つけました。

注意散漫?創造的?さまよう思考が果たす役割

小脳思考のことだと思います。

現実を見つめる鋭い観察眼・ヒラメキなど小脳を利用した■究極の思考形態、このあたりのバランス感覚はどんぐり理論なら、楽しく育てることが可能でしょう。

ストレスに強い人、弱い人

ストレス

「自分の状況に満足している人がストレスに強い。」

「幼少期の強いストレスが将来にも影響する。」

子どもの頃の満足回路・納得回路

せかされ、やらされ、途中で取り上げられるのではなく、じっくり・ゆっくりと様々な体験を自分のテンポで味わうことで得られるこの回路。

これが不十分だと・・・

大人になってからの十分な満足・納得感を得るのは大変ですよ。

だって、

欲深いでしょ??(笑)

じゃぁ満足・納得が不十分なまま大人になってしまった人は救いようがないのか??

自分を癒す行動が必要かもしれません、誰かの手を借りる(いろんな自助グループがありますね。)必要があるかもしれません。

でも、

最終的には「覚悟」で変われます。

変わっちゃった私が言うんだから間違いない(笑)。

【思想とは】思想とは覚悟のこと。日々覚悟すること。

言葉の贈り物より

この辺りの詳しいことが2016年6月21日付けの糸山先生のfacebookで読むことができますよ。

ストレス対策:コーピング

思い切ってやってみる

コーピングとは、ストレスの観察・対策を意識的に徹底的に繰り返すこと。

番組内では100個のコーピングを挙げてみる、というアドバイスがありました。

ずばり、

具体的に悩み、工夫をする

ことですね。

この部分を見て、「コーピングって、考えるのワクワクする!」とコメントをくださった方がいました。

そう。人間は「工夫すること」=視覚イメージの操作を楽しむことができるんですよ。

人間が人間であることができる条件は「人生を楽しめること」です。そして「人生を楽しむ」とは「(肉体的に)感じる」ことに止まらず「考える」ことを含みます。
なぜならば「考える」とは「精神的に楽しむこと」だからです。視覚動物は視覚を得意技としています。

ですから、視覚を思うがままに使うことで快感を得ることが出来ます。
自由にはばたけるからです。
これは「自分で考えているという状態」を意味します。
考えることが人間としての楽しみである所以です。

●とんでもない勘違い-2より引用

コーピングの実験

気分が上がる行動をリストアップして試し、達成感と喜びを点数化する、という閾値下うつ(ストレスに弱く、うつ病予備軍とされる)の人を対象としたプログラムの実験。

数値化し、客観的にわかるようにすることで、自分で気分と行動の関係に気づかせ、行動が良かったら繰り返して習慣化につなげ、健康レベルまで回復した・・・という結果なんですけども、

静かに自分を観る目以外に、

じっくり・ゆっくり・丁寧に、感じること・味わうこと・行動すること

子どもの時は誰もが持っていたはずの能力を潰されてしまった、忘れてしまった大人のうち、その感覚を思い出すことができる人には効果があるでしょうね。

実際に対象も閾値下うつというボーダーラインですし。

コーピングと脳の関係

コーピングで心の健康を取り戻した人の脳の画像から、前頭葉の一部(認知)が不安や恐怖を司る扁桃体の働きを抑制することがわかりました。

大抵の人はそれまでの沢山の経験から、新しいことをやってみるのに不安や恐怖を感じてしまうんです。

「失敗したらどうしよう・・・」

とかね。

だって、新しいことをわざわざ始めなくてもなんとなく、毎日生きているでしょ?その安定した状態を変えることって、生存本能からしたら必要ないもん。

すごい原始的だけどね。

そこで活躍するのが

意識すること(認知)

覚悟

です。

またです。(笑)

番組中の元うつ病患者さんの言葉が印象的でした。

「ばかばかしく思えることでも試してみる。」

さぁ、便利な特効薬「覚悟」をジャンジャン使いましょう♪

マインドフルネス(瞑想)

マインドフルネス

私なら一日20分の気功がこれになるかな。

いっつもいっつもいろーんなことを考えて、無駄に大脳エネルギーを浪費(笑)してますので、雑念を切り離すのにとても有効です。

どんぐりを実践していると

「今・ここ」

に焦点が自然に行くので、過去や未来にこだわることが激減します。

マインドフルネスと脳の変化

マインドフルネスを取り入れたプログラムに取り組んだ人の海馬の灰白質が5パーセント増加し、扁桃体も5パーセント減少。

「幼いころに強いストレスを体験した人も回復します。」

この言葉に希望が持てましたね。

でもね、

マインドフルネス・デメリット

で検索してもらえばわかると思いますが、危険も潜んでいます。

みーんな瞑想をやろう!ではないんです。

番組中でも

うつ病などの治療を受けている方は、自分の判断で始めず医師に相談してください。

のテロップが流れていましたね。

このマインドフルネス・瞑想の危険性について簡潔に知りたい方は、指導者養成講座PILOT受講をどうぞ。

・・・PILOTはどんぐり理論理解の近道ですよ。ってか、そんなとこまでカバーするPILOTの守備範囲って( ゚Д゚)

番組の最後に

「マインドフルネスは日本文化に昔からある。禅、お茶、お花、武道、芸道はみんなマインドフルネスの心の使い方。いろんなものに気を配って今をきちんと捉えている。日本文化の中にあるものを思い出そう。」

「コーピング。マインドフルネス、両方できるようになるのが一番いい。」

「(ストレスを恐れる必要はない。)意識改革だと思う。」

スタジオの教授が言われていましたね。

わびさび・もののあはれ・・・美しい四季がある日本で生まれ育った私たちは、感覚も繊細なはずなんです。

コーピングもマインドフルネスも特別なものでもなければ、必須のものでもない。

脳の器質的な変化をデータにするまでもなく、人間の反応は同じなんだということがどんぐり理論を学ぶとわかります。

あなたも

どんぐり道

をやってみませんか??

おわりに

今回は「大人のためのどんぐり理論」でした。

子どもは別ですよ!

だって、発達途中でしょ?

続きは→「NHKスペシャル「キラーストレス第二回」から見るどんぐり子育て。」へ。

そこに最後のどんぐり用語キーワードの「お祭り」が出てきますよ。

NHKスペシャル第二回再放送は6月25日(土)午前0時10分(24日(金)深夜)ですよ~。