2016/11/291 Shares

どんぐり式の子育て・勉強方法は、子どもにも大人にも必須の「コレ」も余裕で生み出す。

親子の笑顔

現在中学生の長男は、ほよよん、としていて、学校の友達・部活・もちろん勉強も、プライベートも楽しそうで、全く逆の中学生活を送っていた私から見ると、

なんて羨ましいんだ

という毎日を送っています。

そりゃね、いっつもいっつもハッピー!じゃないことぐらい私も大人なので知っています。

いろんなことを感じながら過ごしているのでしょう。

でも、安定感があるんです。

そんな彼を見てつくづく思うことを、今日は記事にしてみました。

どんぐり式子育て・教育法は子どもにも大人にも必須の「余裕」を余裕で生み出す。

・・・

いや、シャレでなくて本当にそう思います。彼の安定感は余裕から来ているものでしょう。

【余裕】の意味

1.必要分以上に余りがあること。また、限度いっぱいまでには余りがあること。「金に―がある」「時間の―がない」「まだ席に―がある」

2.ゆったりと落ち着いていること。心にゆとりがあること。「―の話し振り」「周りを見る―もない」

goo国語辞典

余裕がないとどうなる?

余裕がなくあふれる水

コップいっぱい水が入っているところへ、水滴を一滴落とすだけでも水はあふれます。

心にも体力にも余裕がないと、ちょっとしたことで崩れます。

子育て真っ最中のママなら、

「今の自分がそうよ~(T_T)」

かもしれないですね。

家のことをやって、子どもの相手をして、知らないうちに

「あれをしたかった。」

「本当はこうしたかった。」

という我慢が溜まっていって、感情を子どもにぶつける・・・

とかね。

心にも体力にも余裕がなかった頃

年齢が上がって、口答えするようになった子どもに、最初は我慢して冷静さを装っていたけれど、

たまたまフト目をやった子ども部屋が片付いていなくて

「片づけないなら、捨てるよっ!!」

と、鬼のような形相で床に散らばるおもちゃを蹴っ飛ばし、片っ端からごみ箱へ突っ込む・・・

スイッチが入ると、過去のいろんなことがブワッとよみがえってきて、

「あんたはいつもいつも・・・!!!」

と、「今」とは関係ないことまで怒りが広がり、子どもは一気に指摘されるだけ指摘されて、残るのは

恐怖

だけ。

落ち込むママ

またやってしまった、と後悔して子どもに謝りはするけれど、

「PMS(月経全症候群)がなかったら・・・もっと忍耐強く我慢できるお母さんになれたら・・・」

と落ち込んで、でも、また小さな我慢を溜めていって爆発、の負のスパイラル。

過去の私がそうでした。

完璧主義であれもこれも「私が」頑張ってやろうと、抱えすぎていました。

特に長男の時は

「私が視考力をつけさせてあげなきゃ!」

と力んで一生懸命でした。

心に余裕があるから今を楽しめる

どんぐり子育てをしていると、

「自分自身・子ども・回りを静かにみつめる」

場面が多くなり、意識が自然と

「今・ここ」

に向かう、ということはブログでも何度かお伝えしていることです。

どんぐり理論を学ぶと

「すべきこと・すべきでないこと」

が年齢順に明らかにされていますから、力の入れ具合・抜き具合もわかってきます。

教育の優先順位表

正しい学習手順

・・・

そういう感覚を最初から持っていて、子育てにも使える人は多くありません。

だから、そんなに最初から上手くいきませんよ。(笑)

特に私のような判断基準が外にあった人はね。

子育て中の親の余裕:私の場合

小4・12月からの長男のどんぐり育て直し。

必死だった頃からようやくなんとなーく余裕が出てきたのは、6年生の2月頃でした。

遅っっ!!(笑)

高学年からの育て直しは、とにかく12歳まで時間がない、低学年のようになんとなーく楽しーく♪とは進まない、一つ一つ本気で話し合いながらなので、余計に余裕はありませんでした。

「やるべきものだ、させるべきものだ。」

と勘違いしていたものをどんどん捨て、時にはあきらめました。(悪い意味ではなく、本当に大切にしたいものを守るために、今はしない、という選択を「意識して」することです。)

  • 漢字のIF法さえも6年生の三学期後半まで封印すること
  • すべての宿題をさせないこと
  • 健全な不登校をする、もしくは、楽しみにしている行きたい科目だけ行くなど遅刻・早退もじゃんじゃんすること

などなど。

中学からの安定した彼を見て、さらに余裕が持てるようになりました。

どんぐり子育てで大丈夫だ、私の判断で大丈夫なんだ、と初めて自分に自信が持てたからです。

自信

経験があるとそれだけで余裕が生まれます。

次男の子育ては、年齢的に(笑)厳しいですが、ラクさせてもらっています。

どんぐり子育てを取り入れて、

自分の中の常識

とか

価値あるもの

だと思っていたものをぶっ壊し、

目の前の子どもの状態と自分を素直に観て、どんぐり理論を自分の中でなんとなく消化するまで2ー3年ほどかかります。

年長さん、遅くとも2年生までにスタートすると「親が」楽ですよ、というのはそういうことからです。

長男が小学1年生のときに、出会っていたどんぐり倶楽部。

あの時からどんぐり子育てをしていれば、また違った道があったんだろうなぁ~、というのが唯一の後悔になるかもしれません。

が、

やっぱり小4後半リスタートだったからこその今があるので、「たら・れば」の話しはしないことにしています。

だって、

今、十分過ぎるほど幸せだから。

子どもの余裕

人によっては「極端」と思われることも多い、どんぐり子育て。

その疑問に答えます。ゲーム・テレビ・読書・習い事・宿題制限・・・どんぐり式って極端な子育て・教育法じゃないんですか?

当時は「視考力をつけるために!」と環境を整えること(どんぐりではこれを環境設定、と言います。)に必死でしたが、結果的に親子バトルが減るので、子ども自身に余裕が生まれます。

余裕があるから、

  • 良質の算数文章問題(通称どんぐり問題)に粘り強く取り組みます
  • 人に優しくなれます
  • 吸収力があります
  • 学校の勉強は授業だけで消化します
  • 自分が楽しい・おもしろい、と思うことに没頭できます
  • どんな人(友達・先生etc)・状況の中でも新しい発見、興味ある事を見つけ、楽しさやおもしろさに変えます

卵が先か、ニワトリが先か、ではありませんが、余裕(ストレスがない状態。詳細はNHKスペシャル「シリーズ キラーストレス第2回」から見るどんぐり式子育て。を参照)があっても、視考力の使い方を知らなければ、これらの深い楽しみ方は難しい。

逆に、余裕がなければ視考力は十分に発揮できませんし、ストレスが邪魔をして人間らしい判断力の元となる、安定した感情を保つことも難しい。

<人間らしい判断力とはどうして育てるのでしょうか>
●思考力の中には<人間らしい判断力>が含まれます。判断は言動に直結する最終的な砦ですので強固に育てる必要があります。しかしながら、この判断力の基礎は感情ですので感情教育を終えなければならない6才までの教育が間違っていると頭で分かっていても体で分かっていない<一見異常のない異常な子>を育ててしまいます。
<正しい感情教育>と<自力で考える力>が揃って人間らしい判断力を養成できるのです。

人間らしい判断力

子どもの余裕:うちの子の場合

笑顔の子ども

この人余裕だな~、と思う長男エピソードは色々あるのですが、そのうちの一つを。

家庭科の授業で課題の縫い物がサクッと終わってしまった長男。

ふと前を見ると、髪の毛がボサボサでいつも以上に大きな頭に見える同級生の後頭部が目に入った。

・・・なんとかしてあの頭の大きさを測りたいっっっ!!

が、直接測るのは失礼です。

そこで、

近くにある紙コップと自分までの距離と紙コップの高さ、自分と同級生までの距離を測り・・・

三角形の相似ですね。

見事彼の頭の大きさを測定しました。パチパチパチパチ・・・

帰宅後の長男は

「おかーさん!ノーベル賞ものの公式を思いついちゃったよ!」ヽ(*´∀`)ノ゚:.。+゚

・・・

ま、めでたい奴、なんですが。(笑)

小学校の比の応用問題で出てきたことは、すっかり忘れてしまっていたようです。

前振りが長くなりましたが、(え?前振りなの??)

長男に

「で、何センチだったの?」

と聞くと

「忘れたー(*’ω’*)」

・・・

え?それを知りたくて試行錯誤して測ったんじゃないの??忘れちゃうってどういうこと???

と私は思ったんです。

結果人間だった私のその癖は、そう簡単に抜けないことは自覚しています。

長男と私の決定的に違うところ、

それは

過程をとことん楽しむ

測定した結果なんてどうでもいいんです。

「どうやったら測れるかな??」

とあれこれやった過程に満足しているから、結果が出た時点でもう彼の気持は次へ行っているのです。

くだらないですか?(笑)

これぞ、どんぐりっこの余裕だなぁ~、なんて私は関心しちゃったんですけど。

(しかも家庭科の時間にねw)

おわりに

しっかりもののママになりたい!

素敵などんぐりママになりたい!!

女性としても輝いていたい!!!

と、

家事も育児も、子どものお勉強に習い事、おまけに自分磨きまで。

いっぱいいっぱいではないですか?

どんぐり倶楽部のどんぐり理論は、なんだか制限も多いし(多いように見える)、聞きなれない用語が多いし、親が色々やってあげなくちゃいけないことが多いような気がして、はじめは取っつきにくいかもしれません。

でもね、

ちょっと立ち止まって、静かに見つめると余分なことがいっぱいあることがわかって、考え方も感じ方もシンプルになります。

結果、手放すつもりがなくても、「ま、いっか。」で余裕が生まれます。

欲張りなあなたへ、

どんぐり倶楽部のこのページから、メッセージを送ります。

【やりたいこと  】やりたいことがいっぱいあったら迷うだろう
そういう時は順番に並んでもらうんだ
すると  一番最初のやりたいことだけしか目に入らない
やりたいことは一つになる

言葉の贈り物より引用

本当に「やらなきゃいけないこと」なんて、そうないんですよ。